ＴＣＩの5つの株主提案について

英投資ファンドの
ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド（ＴＣＩ）は

17日、電源開発（Ｊパワー）に対し、
増配要求を含む5つの株主提案を行ったと発表したんですよ。

ＴＣＩは5提案を6月の定時株主総会で
中垣喜彦社長による会社提案として採用されるよう求めたのです。

仮に採用されなければ、
株主総会で社長の再選を否定するとのことでした。

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公共事業に関わる企業に対し
外資のチカラが紛れ込んでくると、

株に詳しくない人でも一定の不安を感じるのは
ひとつの事実といえそうですね。

この様な事態は、
公共という普遍的な事業が丸裸であれば、

その旨みを狙ってくる外資ファンドは
当たり前のように存在するはずではないかと思ったのです。

日本の多くの電力を主要電力会社に提供している
"Ｊパワー"の株を英投資ファンドが買い増し申請をし、

それを拒否された問題ですが、
確かに私自身も拒否反応を起こしているんですけどね。

となれば、Jパワーが民営化された時代から
今日に至るまで、保有していた株を

どんどん外へ放出し続けた国の方針の方が
非難されるべき対象だと思いますが。

英投資ファンド「TCI」の今回の行動は、
日本人が生理的に好きになれない行為であることは
明白です。

ですが、

その隙を作った側である政府も
問題があると思いますね。

TCIがJパワーに増配要求する事態に発展した
今回の件、終着点はやはり、MONEYですね。

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英ＴＣＩがＪパワーに5提案、不採用なら総会で社長再選を否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000764-reu-bus_all