駅員さんを突き飛ばした、理由とは

先に言っておきたいのは、
殺人を犯す行為に同情の余地は無いということです。

いかなる理由があっても、全面的な肯定はできないのです。

それを踏まえたうえで、
ＪＲ岡山駅の突き落とし事件についてですが・・・


今と昔のいじめは、明確に違う部分があって、
昔のいじめの対象者はもちろん弱い者だと思います。

ドラえもんでいうなら、のび太君タイプですよね。

今もこの傾向は変わりません。

加わった要素として、体格の良い子供も
何らかのきっかけでいじめの対象になるらしいのです。

つまり、ジャイアンタイプもいじめられるのです。

体育の時間の後に、
汗の臭いがくさい、などと馬鹿にされていたらしいのです。

日本が飽食の時代と呼ばれる直前までは、
食べれている子、体格の良い子が、
学校社会の中の圧倒的強者でした。

しかし時代も変わって、子供が食に困らない昨今、
今度は、食べ過ぎた事で体格が周りの子と違う子が
いじめられることとなったのです。

今と昔に共通するのは、多数と違う、
いわゆる少数が弾かれるということでしょう。


ＪＲ岡山駅の突き落とし事件の犯人の少年も
ジャイアンタイプでいじめられていたひとりでしょうか。

そして、人生を進展させるはずの進学の夢も
金銭的理由で断念したようです。

金銭的な要因もあると思いますが、
志望していたのは京都大学の医学部でしたから
担任の教師からも、辞めた方がいいのでは、と言われていたそうですね。

簿記の試験にも失敗し、
ハローワークに通っても、仕事が見つからなかったらしいですね。

そこまではいいとして、
見ず知らずの駅員さんを突き飛ばすのは、駄目でしょ。

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就職活動と就職先

突き落とし殺害少年　震災、いじめ…心の影　進学断念も職探し難航
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