食品の使い回しは飲食業界の常識

ただ、食品の使い回しは、
残念ながら飲食業界の常識ですし、
食品偽造の件についても、時間経過だけ考えれば、
風化する可能性だってありました。


この二つが重なった事が、廃業の原因？

いや多分、"女将"という第三の原因が
大きかったのかもしれませんね。

食品偽造の謝罪会見で見せた、息子である元社長への
丸聞こえな耳打ちアドバイスに始まって、
力を入れれば入れるほど、うそ臭く見えてしまう、
不思議な魅力を持つ彼女。

そう言った事から、湯木佐知子さん本人が、
偽造や使いまわしに関わっているのでは？
と、疑ってしまうのは自然の流れであって、
その疑いの中、新社長に収まってしまうものだから、
イメージ一新も何もあったものじゃない。

伝統にしがみつく事よりも、
多数の従業員を抱えている企業としての責任があって、
彼女以外の人間が社長になっていれば、
食品使いまわしも、過去のものとしての印象を
我々に与えられた気もします。



牛肉産地偽装事件で大阪府警が捜査している
料亭「船場吉兆」は２８日、再建を断念し
廃業すると発表しました。

昨年１０月以降、食品の表示偽装などが次々と発覚。

今年１月、女将（おかみ）の湯木佐知子氏（７１）を
新社長として経営陣を一新し、
本店の営業を再開していました。

しかし、今月になって、客が残した料理を
別の客に回していた問題が明らかになり、
客足が遠のいていたとの事。

＜船場吉兆＞「断腸の思いで廃業」佐知子氏、今度ははっきり謝罪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080528-00000015-maiall-soci