ナンペイ大和田店の射殺事件、時効？

スーパー「ナンペイ大和田店」で1995年に起きた
女性3人射殺事件は、事件発生から13年経過した現在も
犯人は捕まっていないんですよね。

強盗目的の犯行であると思われるのですが、
犯行時に拳銃を使用する凶悪さは、
当時のワイドショーを大いに賑わせたんですよね。

被害者を縛ったガムテープや、
複数の目撃証言があったことから、犯人逮捕まで
そう時間はかからないものと思われましたが、
気が付けば、あれから13年。

時効が成立する15年を意識してしまうんですよね。


この手の凶悪事件に対する時効を
無くしてほしいとの意見をよく耳にしますが、
私は時効を無くす事の方が
事件解決に支障が出ると考えているんですよね。

もし時効が無くなってしまっても、
15年以上経過した事件が解決に至るケースは
少ないと思います。

なぜなら、時効があるからこそ、そうさせないと、
警察側も解決に至る努力を重ねてしまいます。

この警察側のモチベーションの維持は
事件解決に向けて最も重要だと思いますね。

もうひとつ、15年以上前の事件の証拠や証言を
新たに獲得しようとしても、もちろん難しいと思います。

つまり、現在の時効内で解決できない事件は、
それ以降何年経っても、
解決できない可能性が高いみたいなんですよね。


そんな理屈を並べても、
スーパー「ナンペイ大和田店」の射殺事件が
解決してほしい気持ちには変わらないんですよね。

被害者の遺族の心労を考えても、
15年という時効までの時間ですら長すぎるんですよね。



東京都八王子市大和田町のスーパーで1995年、
アルバイトの女子高生ら3人が射殺された事件で、
犯人が履いていたとみられる靴の底が
広島県内のゴムメーカー製だったことが29日、
警視庁八王子署捜査本部の調べで分かったのです。


靴底メーカー特定＝30種に使用、
発生から13年－スーパー女性3人射殺・警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000121-jij-soci